体験談#1:ディエタ体験記 クヌーラオ #1

ディエタ体験記の第二弾は、アーティストの能力を授けると言われている植物“Kene Rao(クヌーラオ:シピボ名)” をご紹介します。

 

Kene(クヌー)とは、これまで幾度となくご紹介しているシピボ族独自の概念で「宇宙エネルギーがうむ振動のパターン」を意味します。Rao(ラオ)とは、学ぶ・学習するを意味します。

 

つまり、この植物はクヌーのエネルギーパターンを習得するための植物であり、手と目からそのエネルギーを吸収することで、習得したパターンを物理的に具現化することができると考えられています

 

そのため、カマロンガのようにその成分を経口摂取する植物と異なり、イメージを具現化するための身体のパーツである手と目から吸収することが重視されるのです。

ショッキングピンクの葉脈が特徴的なこのクヌーラオ。一体どのような効果を与えてくれるのでしょうか?

 

アルマンドにこの植物を授けられ、ジャングルで2週間のディエタを経験したヴィジョナリーアーティスト・HARUKiの体験談を4回にわたってご紹介します。

 


 

HARUKi(1982年2月生まれ) ヴィジョナリーアーティスト 

少年時代からの憧れであるアマゾンやシャーマニックな世界を体験するため、2011年末、アマゾン横断の旅へ出る。その途上で、シピボ族に出会い大きな影響を受ける。以降、帰国してからも募り続けたアヤワスカへの恋心が実り、2018年、再びシピボ族の元を訪れ儀式三昧の日々を過ごす。

 

自分の想像がいったいどこからくるのか?

自分が無意識のうちに描いているキャラや柄はどっからくるのか?

 

それを知りたいという思いが日本を発つ前からやけに強くなっていた。 というのも日常生活の中で無自覚で空想、妄想の世界に入ってしまい、支障が出始めていたというのも理由の一つである。

 

想像力に振り回されて、身体の感覚や世界と共にいる感覚がなくなってきて、それをストレスに感じ、我に戻ったときには嫌悪感がある。

 

これをどうにかしたいという思いも手伝って想像力の源泉を探りたいという気持ちになった。

 

しかしこんなことを教えてくれる植物なんてあるのかなと思いながら、 シャーマンのアルマンドにきくと 「Kene rao」とかえってきた。

 

刺繍をする家庭に伝わる植物Kene rao シピボ族の女性がこの植物を目薬にして、出てきたヴィジョンを刺繍すると言われている。

 

期間中不定期で3回の目薬としばらく続ける手のサウナ、クヌーラオ茶、クヌーラオとクヌワステ(という植物)の煎じた水で就寝前に手、顔、頭を禊ぐことを約2週間続けたレポート。 目と手、そして頭。絵を描く自分には大事な身体の部位を浄化していく。